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みえ150年の歩み

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暮らしを支え、未来を拓く
Supporting Daily Life, Shaping the Future

三重県のインフラは、未来を見据えて築き上げてきたものであり、私たちの暮らしを支えています。
1930年(昭和年)に近鉄の前身である伊勢電気鉄道が桑名・伊勢間を全線開通し、1947年(昭和22年)には戦後日本の私鉄で初めての座席定員制有料特急の運行を開始しました。その後も、1959年(昭和34年)には国鉄紀勢線(現在のJR紀勢本線)の全線開通や、伊勢自動車道、東名阪自動車道などの高速道路網の整備が進みました。これらの交通インフラは、人や物の流れを活発にし、三重県の豊かな生活や産業活動を支えています。

また、産業活動を支える工業用水や、人々の生活や経済活動を支える電力供給のインフラも、三重県の成長には欠かせません。四日市コンビナートを支えるため、1956年(昭和31年)には北伊勢工業用水道の給水が開始され、安定した水の供給が実現しました。電力については、1954年(昭和29年)に運転を開始した長発電所をはじめ、1989年(平成元年)に川越火力発電所が運転を開始するなど、先人たちが築いてきた遺産は、三重県民の暮らしや経済活動を支えてきました。

海上交通では鳥羽・伊良湖間や津と中部国際空港をつなぐ航路が運航しています。
また、未来を見据えた新たな動きとして、リニア中央新幹線三重県駅が設置される予定です。近鉄やJR東海、高速道路といった広域交通網だけでなく、地域鉄道など、地域に根ざした交通網が住民の暮らしを支え、郷土愛を育んでいます。採算性だけでは維持が難しい路線を、住民、民間企業、行政が一体となって守り続けてきた努力は、まさに三重県のシビックプライドの象徴です。
過去に築かれたインフラが今日の三重県を支えているように、これからのインフラは、次の50年、100年の三重県の未来を拓いていきます。 私たちは、過去の経験から学び、課題を乗り越え、誰もが笑顔で暮らせる持続可能な社会を次世代へとつないでいく使命を担っています。

年表

  • 1930年(昭和年)

    伊勢電気鉄道が桑名・伊勢間を全線開通

    近鉄の前身である伊勢電気鉄道が桑名・伊勢間を全線開通し、特急の運行を開始する

  • 1953年(昭和28年)

    全国初の有料道路である参宮有料道路が開通

    参宮有料道路は、1953年(昭和28年)に全国で初めて開通した本格的な有料道路で、伊勢神宮への主要アクセス道路として整備され、近代的な交通網の象徴として、伊勢志摩地域の発展や交流を大きく支えてきました。1967年(昭和42年)には無料開放され、現在は県道鳥羽松阪線として地域の暮らしにも欠かせない存在となっています。

    参宮道路が開通する
  • 1956年(昭和31年)

    北伊勢工業用水道が給水を開始し、四日市コンビナートの操業を支える

    昭和30年代頃からは石油化学コンビナートが形成され、全国でも有数の工業地域に発展してきました。工業の発展に伴い、工業用水の需要は急増し、県では昭和28年に四日市工業用水道の建設に着手し、昭和31月から給水を開始しました。

    北伊勢工業用水道
  • 1959年(昭和34年)

    国鉄紀勢線(現在のJR紀勢本線)が全線開通し、三重県と和歌山県、大阪方面へのアクセスが向上する

    国鉄紀勢線が全線開通し、三重県と和歌山県、大阪方面へのアクセスが向上しました。国鉄紀勢線は現在、JR紀勢本線として運行されています。

    国鉄紀勢線が全線開通
  • 1964年(昭和39年)

    鳥羽・伊良湖航路(伊勢湾フェリー)が運航開始する

    所要約時間で三重県と愛知県を結ぶこの航路は、陸路では遠回りだった地域間をぐっと近づけ、観光や物流の発展に大きく貢献しました。伊勢志摩と東海地方をつなぐ“海の架け橋”として、多くの人々や物資を運び続け、今も地域の交流を支えています。

    伊勢湾フェリー

    (写真提供:伊勢湾フェリー株式会社)

  • 1993年(平成年)

    伊勢自動車道が全線開通する

    県内を縦断する高速道路として全線が開通した伊勢自動車道。名古屋・大阪方面から伊勢志摩地域へのアクセスを大きく改善し、人・物・観光の流れを変える主要ルートとなりました。沿線では商業施設や物流施設が増え、地域の活力を一気に引き上げる一歩となったのです。

    伊勢自動車道が全線開通する

    (写真提供:NEXCO中日本)

  • 2005年(平成17年)

    中部国際空港が開港したことに併せて
    空港・三重県間の海上アクセスが運航開始する

    中部国際空港の開港に伴い津市と空港を結ぶ海上アクセスが運航を開始し、県内からの空の玄関口への移動が一気に快適になりました。海路を活用することで、地域の観光や物流が活性化され、三重県の広域交通ネットワークに新たな可能性が生まれた出来事です。

  • 2014年(平成26年)

    紀勢自動車道の三重県内区間が全線開通する

    紀勢自動車道の開通は、紀伊半島南部の交通事情を大きく改善しました。農水産物や製造品の輸送の他、観光アクセスの向上にも寄与する等、地域の経済活動に貢献しています。さらに、経済活動だけでなく、住民の医療へのアクセスも向上させる等、地域の暮らしにも大きな恩恵をもたらしました。

    紀勢自動車道の三重県内区間が全線開通する

    (写真提供:NEXCO中日本)

  • 2019年(令和元年)

    新名神高速道路の三重県内区間が全線開通する

    新名神高速道路の開通は、地域の交通ネットワークと経済に大きな変化をもたらしました。開通により、東西を結ぶ主要幹線道路である東名阪自動車道の交通が分散し渋滞解消に寄与しました。また、東名阪自動車道と新名神高速道路によるダブルネットワークが形成されたことで、事故や災害時の交通機能を強化するとともに、渋滞解消による、移動時間の短縮や物流効率の改善、観光アクセスの向上など、三重県に多面的な効果をもたらしました。

    新名神高速道路の三重県内区間が全線開通する
  • 将来

    リニア中央新幹線三重県駅が設置

    将来、リニア中央新幹線三重県駅が設置される予定です。
    リニアが開業すれば、東京・名古屋・大阪との移動時間は大幅に縮まり、通勤や通学、観光やビジネスの可能性が大きく広がります。移動の速さは人々のライフスタイルを変え、時間の使い方や交流のあり方に新しい選択肢を生み出します。
    また、地域経済や文化の発展にもつながり、三重県の魅力を全国、さらには世界へと発信する力を高めていくでしょう。リニアの開業は、人々の暮らしをより便利で豊かにし、未来への可能性を力強く拓いていきます。

    リニア中央新幹線

    (写真提供:JR東海)