自然と文化

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みえ150年の歩み

自然と文化

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慈しまれた自然と地域文化
Cherished Nature and Local Culture

三重県は、豊かな自然に恵まれ、古くから多くの人々を魅了してきました。特に約2000年の歴史を持つ伊勢神宮は、日本人の心のふるさととして、多くの参詣者を迎え、三重県の自然や文化の基盤を築いてきました。 三重県には、自然と伝統文化が共存しており、1946年(昭和21年)には戦後初の国立公園として伊勢志摩国立公園が指定されました。また、2004年(平成16年)には「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部である熊野参詣道伊勢路が世界遺産に登録され、三重県の自然と文化の価値は世界にも認められています。 さらに伊勢志摩国立公園の豊かな自然や、先人の知恵と営みが刻まれた丸山千枚田は、地域住民によって大切に守り継がれてきた地域文化の象徴です。千年以上の歴史を持つ海女漁は、海と共に生きる人々の暮らしと精神を今に伝えています。加えて桑名石取祭や上野天神祭、熊野大花火大会などの祭りや花火は、地域の誇りとして世代を超えて受け継がれ、地域の絆を育んできました。また、関宿をはじめとする昔ながらの町並みは、江戸時代から続く歴史を今に伝え、訪れる人々に懐かしさと新たな魅力を感じさせます。 これらの自然や文化は、先人たちのたゆまぬ努力によって守り、築き上げられてきたものです。伊勢神宮や熊野古道だけでなく、地域に根差した祭りや伝統文化も受け継がれ、三重県ならではの特色として現在も息づき、未来へと受け継がれています。

年表

  • 1882年(明治15年)

    日本初の公認海水浴場、二見浦海水浴場が開設される

    日本初の公認海水浴場として誕生した二見浦海水浴場は、今も自然を楽しめる人気の憩いの場です。

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    二見浦海水浴場

    (写真提供:賓日館)

    日本初の公認海水浴場、二見浦

    二見浦海水浴場は、1882年(明治15年)に開設され、翌年には日本初の公認海水浴場に指定されました。大正天皇も幼少期に水泳の訓練を行った歴史を持ちます。当時は医療目的で冷浴と温浴を組み合わせる「浴治(よくじ)」が行われ、海沿いには旅館街が形成されました。
    現在も夏季には海水浴場として開放され、家族連れを中心に人気があります。期間外でも海岸への立ち入りは自由で、豊かな自然を身近に感じられるスポットです。

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  • 1946年(昭和21年)

    伊勢志摩国立公園が戦後初の国立公園に指定される

    伊勢志摩国立公園は、戦後に初めて指定された国立公園で、1934年(昭和年)の瀬戸内海・雲仙・霧島に続く全国13番目の指定となりました。

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    伊勢志摩国立公園が戦後初の国立公園に指定される
    人と自然が紡ぐ、伊勢志摩の大地

    伊勢志摩国立公園は、三重県の伊勢市、鳥羽市、志摩市、南伊勢町にまたがり、約万ヘクタールにおよぶ広大な自然の舞台です。リアス海岸の入り組んだ海と緑豊かな山々が織りなす地形や、黒潮の影響を受けた温暖な気候下で育まれた動植物により、独特な里山・里海の景観を作り出しています。公園域の多くが私有地で構成され、地域の人々の暮らしや伝統文化が、自然と密接に共存しています。

    人と自然が紡ぐ、伊勢志摩の大地

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  • 1975年(昭和50年)

    「第30回国民体育大会みえ国体」が開催され、県内各地が競技会場となる

    三重県を舞台に「第30回国民体育大会みえ国体」が開催されました。テーマに「若さと力を伊勢路に」を掲げ、県内各地で熱戦が繰り広げられ、地域と県民が一体となって大会を支えました。

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    みえ国体
    再び、感動の舞台をみえで。

    1975年(昭和50年)、三重県を舞台に「第30回国民体育大会みえ国体」が開催されました。テーマに「若さと力を伊勢路に」を掲げ、県内各地で熱戦が繰り広げられ、地域と県民が一体となって大会を支えました。この国体は、スポーツを通じた交流と親睦を深めるとともに、県内の施設整備や地域振興を大きく後押しし、三重県の歴史に刻まれました。 そして2035年(令和17年)には、第89回国民スポーツ大会の開催が三重県で予定されています。再びこの地に大きな感動と交流の輪が広がるよう、開催に向けた準備を進めています。かつて県民が一体となって大会を支えたように、次の大会でもスポーツの力で地域を盛り上げ、未来へとつなぐ大会をめざします。

    みえ国体

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  • 1979年(昭和54年)

    斎宮跡が国史跡に指定される

    1979年(昭和54年)、多くの人々の思いと取り組みが実を結び、斎宮跡は国の史跡として認められました。地域の協力と熱意が、この貴重な遺産を未来へとつないでいます。

  • 1984年(昭和59年)

    関宿の町並みが国の重要伝統的建造物群保存地区に選定される

    鈴鹿郡関町は東海道47番目の宿場で、東海道の宿場町としては唯一、その風情を保っており、わが国にとって町並みとしての価値が特に高いものであると認められ、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。

    関宿の町並み
  • 1994年(平成年)

    世界祝祭博覧会(まつり博・三重’94)が開催される

    世界各国の文化や風習を祭りを通じて紹介し、来場者に新たな出会いを届けることをテーマに、県内全69市町村が参加した博覧会でした。

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    世界祝祭博覧会(まつり博・三重94)
    みえで広がった祭りの祭典、
    世界祝祭博覧会

    世界祝祭博覧会とは、三重県で開催された地方博で、正式名称は「ジャパンエキスポ 世界祝祭博(まつり博・三重’94)」です。祭りの展示を中心に、県内69市町村が参加し、日替わりで「市町村の日」を設けて地域の魅力を紹介しました。世界各国の文化も取り上げ、「祭りを通じた出会い」をテーマに多彩なパビリオンやイベントが展開されました。

    世界祝祭博覧会(まつり博・三重94)

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  • 2004年(平成16年)

    「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部である熊野参詣道伊勢路が世界遺産に登録される

    熊野古道は「熊野三山」「吉野・大峯」「高野山」のつの霊場と、それらを結ぶ参詣道で構成されています。日本古来の自然に対する信仰と大陸から伝来した仏教が融合して成立し、日本の文化の発展にも大きな影響を与えました。 こうした点が高く評価され、2004年(平成16年)、「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録されました。

    熊野古道
  • 2026年(令和年)

    伊勢志摩国立公園指定から80周年を迎える

    2026年(令和年)、伊勢志摩国立公園は指定から80周年を迎えます。自然と人々の営みが共に歩んできたこの地は、これからも豊かな恵みと感動を次の世代へとつないでいきます。